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放課後児童クラブの仕事をして感じた大変なこと5選と良かったこと3選

放課後児童支援員の仕事って?大変なことは?やりがいは?
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「放課後児童クラブで働くって、どんな感じなんだろう?」

「給料ってどれくらいだろう?」

「休みってちゃんとあるのかな?」

「職場の人間関係ってどうなんだろう?」

「教育や福祉に関する免許や資格なんて持ってないけど、できるんだろうか?」

もう、疑問が尽きないですよね(^-^;

今回は、契約社員として放課後児童クラブ、いわゆる学童保育の仕事に就いていた頃のことをお伝えしていきます

ぜひ、最後までお付き合いください♪

あくまでも、私個人の経験として感じたことをお伝えしているので、参考程度でお読みください

学童保育への転職・就職なら【はじめての学童指導員】

バイトではなく本業として再び学童の先生に・・・

まず、私が大学生の頃にアルバイトとして学童で働いていたことがありました

そのことを書いている記事が↓こちら↓になります

幼児教育を学んでいる方におすすめするバイトの一つ放課後児童クラブ(学童保育)
幼児教育を学んでいる学生に放課後児童クラブ(学童保育)のバイトをおすすめする5つの理由教育学部生におすすめするバイトの一つである学童保育について書いている記事です。私が大学時代に学童でバイトをしていたときに感じたことを経験をもとに書いています。子どもと関わるバイトを探している学生の方におすすめの記事です。...

で、大学卒業後→専門学校卒業

その後、一度は教育とまったく関係のない職種に就きました

そして、その仕事を辞めた後に、放課後児童対策事業を行っている会社に契約社員の学童指導員として採用していただきました(^^)v

契約社員として働くとは・・・

まず、私が契約社員として学童指導員の仕事をしていたときの基本情報をお伝えします

  • 公立学童(公設民営)
  • 勤務地は自転車圏内
  • 週6日勤務(休みは日曜日)
  • 1日平均5時間勤務(小学校が休みの日は1日8時間以上)
  • 月給制
  • 社会保険完備
  • 研修あり

こんな感じですかね(^^;

公立の学童なのか民間の学童なのか、といった違いなどからも、給料や待遇の差は正直あるんじゃないかなと・・・(;’∀’)

ここに関しては、求人情報を要チェックですね!

また、この頃には大学で幼稚園教諭一種免許状を取得していました

採用してもらうための武器と言えば、この免許ぐらいだったんじゃないかなと^^;

ただ、現時点では教員免許など教育や福祉に関する資格を持っていなくても大丈夫です!

何も免許や資格を持っていない、まったくの未経験から始める方も多いです!

契約社員として働くことのデメリットとメリット

こちらについてもお伝えしておきます

もう一度お伝えしますが、あくまでも私が働いていた会社で私が感じたデメリットとメリットなので、サラッと流していただいてもOKです(笑)

まずはデメリットから!

  • 給料が低い
  • 休みが少ない

これは完全に会社によりますよね(^^;

正直、この頃の給料では生活が・・・って感じでした

「社保はありがたいけど・・・契約社員だよね?」

「え、契約社員なのにバイトとそんな変わんなくない?」

「バイトよりも責任が重い役割になっただけのような気も・・・」

みたいな感じでした(^^;)

私は実家暮らしだったのでなんとかいけましたが、貯金は貯まりません

奨学金や教育ローン、携帯代などを払うだけでも手元にはわずかの金額しか残りませんでした

ただし、小学校が休みの日、特に夏休みや冬休みなどの長期休暇の期間は勤務時間が長くなるので給料も増えます!

そこはある意味いいのかなと(;´∀`)

あとは、週6日勤務だったので1日休みでゆっくりできるという日が少なかったです

ただ、最近の求人を見てみると、めっちゃいい求人がかなりあります!

時給でも普通に1200円以上あったり、月給だと20万以上あったり・・・

一応、私は契約社員だったので月給制だったんですけど、すぐに就職先を決めたかったという時期でもあったため、他の会社の求人とあまり比較せずに決めてしまったので、ちょっと後悔です(笑)

そして、給料よりも自転車圏内という魅力につられて自分で自分の就職先の候補を狭めてしまった私は本当にバカですね(笑)

次に、メリット

  • 副業をしやすい
  • 月によっては自分の時間を作りやすい

私は副業をしていませんでしたが、周りの契約社員の方はされていましたね

小学校の授業が終わって実際に勤務スタートするのが午後からが多いので、午前が空くことになります

つまり、自分で好きに使える時間になります!

副業するもよし!

何か資格取得に向けて勉強するもよし!

こう考えると、ある意味自分の時間が作りやすくなるんですよね♪

夏休みや冬休みなどで朝から夜まで勤務の場合は厳しいですが(笑)

私の場合は、副業よりも自分のスキルを上げるための勉強をずっとしたかったので、空いている時間はすべて勉強のために使っていました(^^)v

ただし、これはあくまでも私の会社の話です

契約社員または正社員として採用の場合は、午前から勤務のところも当然あります

こういった時間が作れるのかどうかっていうのも会社によると思うので、しっかりと求人情報をチェックしてみてくださいね!

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放課後児童支援員の仕事をして感じた大変なこと5選

それでは、本業として放課後児童クラブ(学童)で働いて感じた大変なことを5つに絞ってお伝えしていきたいと思います!

名前と顔を覚えるのが大変

まずは、これですね(^-^;

とにかく最初は、子どもの名前と顔を一致させて覚えるのが大変(*_*;

名前と顔を覚えないと、子どもの名前を呼ぶことさえできませんから(^^;

私の場合、メインで配属された学童では80~90名ほどいましたが、たまにヘルプで別の小学校の学童にも行くことがありましたが、そこでは少なかったりとか・・・

民間の学童の場合は比較的人数が少ないのかな?とも思いますが、民間の学童で働いたことがないのでちょっと分かりません、申し訳ないですm(__)m

とりあえず、最初の頃は名前と顔をできるだけ早く覚えることです!

ちなみに、私がやっていた覚え方はこちらです

  • まずは名簿を見て名前だけでも覚えるようにする
  • 頭の中で何度も名前を唱える
  • 声をかけるときは必ず最初にその子の名前を呼ぶようにする

名前は、名簿はもちろん、机の上やロッカーに名前の書かれたシールが貼ってあったりします

私のところは、どこの教室も貼ってありました

なので、それを見ながら何度も頭の中で唱え、声をかけるときは最初に名前を言うようにする!といった感じで覚えていきました♪

ただ、顔と名前を覚えるのは子どもだけではありません!

保護者の顔を覚えることも重要です!

保護者の方が子どもを迎えに来たとき、迎えに来たことを子どもに知らせる必要がありますから(^^;

子どもたちだけでなく、その保護者の方の顔もしっかりと覚えることが大事ですね!

健康管理・ある程度の体力が必要

子どもたちの体力って、本当にすごいです・・・

外で一緒に走り回って遊ぶこともあれば、殴り合いのケンカを止めないといけないこともあります

子どもたちと一緒に遊んだり常に安全を確保する環境を保つためにも、まずは自分自身の健康管理をしっかりとしないといけませんよね

この仕事に限らずですが、やっぱり健康でいることが何より大切です

常に勉強、向上心が必要

子どもたち一人ひとりに個性があって、たくさんの子どもたちと関わる環境です

なので、子どもたちの気持ちに寄り添ったり、その場その場で適切な言葉がけをしたり、ときには見守ったり・・・

毎日が勉強の日々でした

ADHDなどの障がいのある子どもも多くいます

障がいの特性を理解し、一人ひとりの子どもとちゃんと向き合うことが必要になってきます

相手の気持ちは完璧には分かりません

でも、相手の気持ちを理解しようと努力することは怠っちゃいけないことなんじゃないかなとも思います

なので、子どもや保護者の方とのコミュニケーションの取り方だったり、教育や福祉についてなど、勉強できることはたくさんあると思います

また、放課後児童支援員という資格があります

こちらは、研修を受けて取得するものになります

ちょうど私が契約社員として採用してもらったとき、幼稚園の教員免許を持っていたこともあり、すぐ研修に行くように言われました(笑)

↓こちら↓が、私が研修を受けたときに使ったテキストですね

何日かに分けて研修が行われ、すべての研修を受け終わると「放課後児童支援員」として働くことができます

放課後児童クラブでは、必ずこの放課後児童支援員の資格を持っている人を配置しなければならない決まりになっています

なので、この資格を持っていると今後、放課後児童クラブなどで働く際にかなり武器になると思います(^^)v

また、学童の教室によっては、こういった本↓を持っているといざ何か作るときに役立ったりします

なぜか私は季節の壁面装飾担当みたいになっていたので、こういった本は本当に役に立ちました(笑)

壁面装飾などではよく画用紙を使って作ることが多いのですが、私はあえて折り紙を使っていました

折り紙で壁面飾りを作っていると、「これ作りたい!」と声をかけてくれる子どもたちもいるので、一緒に折り紙を楽しむことができて個人的には嬉しかったですね(^^♪

命を預かっているという責任

子どもたちの命を預かっている

この意識は必ず必要です

よく、保育所や幼稚園、学童などで先生と子どもたちが一緒に遊んでいる光景を見たりしますよね

そんなとき、「子どもと遊んでお金もらえるっていいよな~」と思われることも過去にあったりしました(^^;

ですが、そんなことはありません!

今回は学童の話なので学童に限定してお伝えしますが、ただ遊んでいるわけではなく、本当にいろんなことを考えながら、危険がないか常に神経を使っています

失うと戻ってこない、大切な命を預かっているわけですからね

この意識だけは常に持っていないとダメですよね^^;

コミュニケーション能力は必須

コミュニケーション!

どんな仕事でも大事ですよね!

子どもとのコミュニケーション、保護者の方とのコミュニケーション、そして同じ職場の方たちとのコミュニケーション・・・

小学校が実施している研修などに行くこともあるので、小学校の先生とコミュニケーションを取る必要も出てきます

私個人的には、子どもとの関わり方でどうしようか悩んだことはもちろんありましたが、やっぱり同じ職場で働くの先生方との関わり方にもすごく悩みました

何が難しいかって、大人数の子どもたちを複数の先生で見てるからなんですよね(^^;

学童は小学校ではありません

なので、1組の担任はこの先生で、2組の担任はこの先生!

といったような感じではなく、教室にいる子どもたちを複数の先生と一緒に見守っている状態になります

「え、それの何が難しいの?」と思うかもしれませんが、私にはけっこー難しかったですね^^;

なぜなら、例えば子ども同士でトラブルが起きたとします

すると、5人の先生がいれば5人のやり方があるからです

どうやってこのトラブルを解決に導いていこうか、その方法は先生によって違うことがよくあります

当然と言えば当然なんですが^^;

あとは、子どもたちから、「あの先生はこう言ってたのに!」みたいに、先生によって言っていることが違っていることがあったり・・・

これに関しては、ちゃんと学童でのルールを決めて、先生全員がルールを把握していればそこまで困ることにはならないとは思いますが^^;

なので、子どもや保護者の方との関わり方だけでなく、一緒に働いている他の先生方がどんな考え方を持っているのか、そういったことをお互い知るためにもコミュニケーションは大事になってきますね(^^)

放課後児童支援員の仕事をして感じた良かったこと3選

では最後に、放課後児童クラブ学童)で働いて良かったと感じたことを3つに絞ってお伝えします!

子どもたちの成長を感じることができる

子どもの成長を間近で感じることができる

これって本当に嬉しいことですよね♪

子どもの成長は、ちょっとした日常の中でもたくさん発見できると思います

今まで全然宿題をしなかった子どもが、今日は宿題のプリントを机の上に出して取り組もうとしている姿

折り紙で折り方が難しくてすぐに先生に折ってもらっていた子どもが、先生が折っている折り方を真似しながら自分一人で完成させて達成感を味わって喜んでいる姿

友達とケンカになってすぐに手を出していた子どもが、手を出すのを我慢して自分の気持ちをちゃんと言葉にして相手にぶつける姿

などなど、書ききれないほどたくさんあります

こういった子どもの成長を目の当たりにすることが本当に多いです

こちらもすごく嬉しい気持ちになります(^^)

子どもたちから学ぶことがたくさんある

大人になればなるほど、周りの空気を読んだり、自分の素直な気持ちを押し殺したり・・・

そうやって毎日を生きてるって感じたことないですか?^^;

私はよくありました(笑)

今でも思ってたりします(笑)

私が一番子どもたちから学んだこと、というかずっと覚えていることは、「自分が思っていることはちゃんと言葉にしないと伝わらない」ということですかね

よく子ども同士でケンカになって、お互い黙ったままで・・・

何か話したと思ったら相手に対して暴言ばかりで、またお互い言い合いになってしまって・・・

言う言葉がなくなれば手や足が出る・・・

そういったことも何度もありました

その度に、

「自分が思ってることはちゃんと言葉で言ってみ?」

「ちゃんと伝えようとせんと相手には伝わらんのちゃう?」

「お互い、何が嫌でどうしたかったんか言葉で話し合おう」

といった感じのことをよく言っていました

ただ、この言葉、そっくりそのまま自分に言い聞かせてる感が半端ないんです(笑)

「いやいや、自分もやろ」みたいな感じで(;´∀`)

なんせ、この頃の自分は思っていることを相手に伝えること、自分の意見を言うことがとても苦手だったので(^^;

子どもたちが持っている素直さや純粋さ、頑張ろうとしている姿など、一つ一つの姿にこちらもいろいろと考えさせられることが多いです

子どもたちと毎日関わっているだけで、本当に多くのことを子どもたちは教えてくれます

自分自身の成長にもつながる

先程お伝えした「子どもたちから学ぶことがたくさんある」と似ているんですが、学ぶことがたくさんあるからこそ、自分自身の成長につながるんですよね

子どもたちの姿を見て、「自分も頑張らなきゃ」と思ったり、子どもたちから元気や勇気をもらえることがたくさんあります

また、「あのときはどうすればよかったんだろうか・・・」と悩み反省することもたくさんあります

そんなときは、自分以外の周りの先生方の考え方や行動を見て勉強したり、会社で実施されている研修に参加したり自分で本を買って勉強したりすることもあります

ちょっとずつですが、そうやって勉強していくことで、いつの間にか子どもたちや周りの先生方、保護者の方から信頼してもらえるようになれたりします

放課後児童支援員として働こうか迷っている方へ

いかがでしたか?

契約社員として公設民営の学童で働いて感じた私個人的な経験談でしたが^^;

私の会社の場合、責任が重いのに給料が低いというのが正直なところありましたが、今ではけっこー給料がいい求人をたくさん見かけます(笑)

ただ、こういった仕事はお金がすべてじゃないですよね

「子どもと関わる仕事がしたい」

「子どもの気持ちに寄り添って支えたい」

「保護者の方を支えたい」

「子どもや保護者の方の支えになって少しでも役に立ちたい」

「今さら教師にはなれないけど、それでも自分にできる範囲で教育や福祉に関わる仕事に就きたい」

などなど、一人ひとりの思いがあると思います

お金ももちろん大事です

お金がないと生きていけませんから・・・

まだまだ人手不足な仕事なので、求人はたくさんあると思います

給料や仕事内容などのバランスをしっかり見ながら、自分に合った職場を見つけてほしいなと思います

また、自分にできるか不安に思うことがあっても、職場見学だけでもOKのところもあります

なので、少しでも興味があれば、ぜひ挑戦してみてほしいと思います(^^♪

学童保育への転職・就職なら【はじめての学童指導員】

今回はここまで!

最後までご覧いただきありがとうございました(^O^)/